10月20日(火)mozu cymbals
mozu cymbals
私のプロフィールを紹介させて頂きます。
アパレル業界に50年以上身を置き、手縫いや生地の風合い、ミリ単位の仕立てに情熱を注ぎ込んで販売職に従事し、
62歳で新たな一歩を踏み出しました。それが、札幌の地に生まれたドラムスタジオ兼シンバル専門店「mozu cymbals(モズシンバル)」です。
長年培った服飾の「素材の質や構造、繊細な手仕事に対する研ぎ澄まされた美意識」は、そのまま「楽器の音色や職人のハンドハンマリングの技術」
を見極める確かな目へと受け継がれました。
- 原点:光星高校の吹奏楽部とパーカッション
幼少期、姉のパレードドラムやフォークソングに触れ、高校時代には光星高校の吹奏楽部でパーカッションやティンパニを担当。スティックワークの基礎と
「音の重なり」の魅力を身体に刻み込んだ経験が、すべての始まりでした。
ジャズの奥深さに魅せられ、エルヴィン・ジョーンズやジャック・ディジョネットといった巨匠たちのドラミングに耳を傾けながら、プレイヤーとして、
そして音の探求者として探究を続けてきました。
- 服飾から「音」の職人技へ
服飾の世界で「一針一針の丁寧な手仕事が服の着心地を変える」ように、シンバルもまた「職人の手 hammer(ハンマリング)一つで音の伸びや倍音の
混ざり方が劇的に変化する」という共通点に行き着きます。
特に、現在スウェーデンのシンバル職人 David Lius(デイヴィッド・リウス) 氏が手掛ける「Lius Cymbal」との出会いは決定的なものでした。
一本一本丹念に鍛え上げられたシンバルが持つ、アンサンブルに美しく溶け込むピッチ感と温かみのある倍音。
モズシンバルは単なる販売店ではなく、そうした「本物の職人技(クラフトマンシップ)」が生み出す音を、ドラマー一人ひとりの感性に寄り添って
届ける場所として歩み続けています。
- 周波数チューニングとアンサンブルへのこだわり
モズシンバルの真骨頂は、単に良い音を追及するだけでなく、「アンサンブル全体の調和(ピッチマッチング)」に徹底してこだわる点です。
科学的かつ感覚的なチューニング スネアやタムの周波数(Hz)を厳密に割り出し、楽曲のキーやシンバルの倍音構成にピッタリと整合させる音作り。
アンサンブルで生きてくる音 単体で叩いたときの迫力だけでなく、バンドやジャズコンボに入ったときに「他の楽器の邪魔をせず、美しくリッチに
響く音」を提示します。
ヴィンテージスネアのシェル構造を見極め、ヘッドやスナッピーの選定、パーツのメンテナンスに至るまで、服の寸法を測るかのように細部までこだわり
抜いたサウンドメイキングを提供しています。
- 札幌のジャズコミュニティと共に
札幌のジャズバー(Day by Dayなど)や地元のミュージシャン、ドラム職人たちとの交流を大切にしながら、モズシンバルは「音の美しさと音楽の喜び」
を分かち合うコミュニティの場でもあり続けています。
「服を仕立てるように、音を仕立てる。」
年齢を重ねてなお衰えることのない情熱と、長年培われた圧倒的な美意識。モズシンバルはこれからも、ドラマーたちの求める理想の響きを探求し、届けていきます。
mozu cymbals
mozu cymbals 店主
