8月12日(水)営業時間10:00~18:00

 

8月12日(水)営業時間 10:00〜18:00

mozu cymbals

最近、ヤフオク(Yahoo!オークション)はある1社のカタログのようになっており、以前より探しづらい状態が続いています。除外検索も可能ですが、利用者のヤフオク離れが進んでいるようにも感じられます。

私は出品の際、必ず商品の試奏動画を掲載しています。少しでも「どのような音を鳴らすことができる楽器なのか」をご確認いただきたいからです。美化された説明文だけでは、本当に求めている楽器を選ぶための情報が少なすぎますし、結果として失敗も起こりやすくなります。

かつては所有欲を掻き立てるヴィンテージシンバルを見つけたら「即買い」が推奨される風潮もありました。しかし、手持ちの楽器とマッチングが良いものを揃えるのは難しく、現代の楽器にピッチが合うかどうかも個体差があります。美化された文章だけを頼りに長く付き合える楽器を選ぶのは難しく、購入後に「イメージと違った」という結果になりがちです。

こうしてシンバルの“沼”にハマってしまう……。私自身もそのような経験を重ね、使わなくなったシンバルの山を築いてきました。お客様には同じような失敗を繰り返してほしくない――その強い思いが、現在の「mozu cymbals」を立ち上げる原点となりました。

当店では失敗を防ぐため、ご自身のシンバルをご持参いただき、マッチングが良いかどうかを実際に録音してご確認いただけます。さらに、様々な音源に合わせてどのような響きになるかも録音・チェックし、思い描くサウンドが再現できているかを徹底的に確認していただきます。

このような丁寧な環境が、大手楽器店で提供されているでしょうか。 私が起業前、全国の楽器店を行脚して試奏を重ねていた頃、40万円ほどするヴィンテージを小さなスタジオやチープなスタンド、あるいは店内の一角で試奏させられるような環境ばかりでした。これでは正しいシンバル選びなど不可能だと痛感しました。

そして「私が求める最高峰のシンバルは、必ずしもヴィンテージではない」という思いを強くし、当時 Craig Lauritsen や Matt Bettis を買い付けました。現代のアンサンブルに求められるピッチで作られたシンバルをお届けしたい――その一心でのセレクトでした。

その後、2016年・2017年の米ドラムマガジン社主催「カスタムシンバルメーカー・コンテスト」にて、Matt Bettis が第1位、Craig Lauritsen が第3位を受賞。私がセレクトしたビルダー達が世界的に高く評価され、ヴィンテージに拘泥せずこの道を選んだことが間違いではなかったと確信しました。

その後も様々なブランドの買い付けを経て、現在は David Lius 氏が手掛けるスウェーデンの「Lius Cymbals」を自信を持ってお勧めしております。

■ mozu cymbals

https://www.cymbals.mozu.shop

mozu cymbals 店主